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マザーズ指数は大幅に4日続落、後場に一段安の展開に

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 本日のマザーズ指数は大幅に4営業日続落となった。南アフリカで確認された新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株への警戒感を背景とした世界的な株安の流れを受けて、マザーズ指数も下落して始まった。ただ、寄り付き後は下げ幅を縮める動きとなり、日経平均と同様に一時プラスに転じる場面も。しかし、後場に入ると政府が「30日から、世界のすべての国や地域を対象に外国人の新規入国を原則停止する方針」などと伝わったこともあり、全体相場が再度売りに押される展開に。マザーズ指数も寄り付き直後につけた安値をさらに割り込み、1093.44ptまで下げ幅を拡大。大引けにかけては若干下げ渋ったものの、後場は冴えない推移となった。なお、マザーズ指数は大幅に4営業日続落、売買代金は概算で2019.71億円。騰落数は、値上がり36銘柄、値下がり353銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄のGRCS<9250>がマザーズ売買代金トップにランクイン。GRCSの他、グローバルウェイ<3936>やリボミック<4591>など直近で物色が活発だった銘柄は引き続き買われる展開。また、ニプロ<8086>と糖尿病治療での最適なインスリン投与量を算出するAIアルゴリズムを搭載した医療機器システムの開発で共同研究契約を締結すると発表したレナサイエンス<4889>なども急伸。その他、JTOWER<4485>、弁護士ドットコム<6027>、アイドマHD<7373>、Appier<4180>などが買われた。一方、第三者割当で新株予約権計4万5800個(潜在株式数458万株)を発行すると開示し、希薄化懸念が先行したQDレーザ<6613>、東証が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施したFRONTEO<2158>、75万株の公募増資等について発表し需給懸念が先行したENECHANGE<4169>などが急落。その他、そーせい<4565>、ホットリンク<3680>、霞ヶ関キャピタル<3498>、Kudan<4425>などが売られた。
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