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まともな人ほど投資で失敗する「損失回避」の罠。才能のない凡人が生き残る方法は1つだけ=神岡真司

自分の置かれた「環境」や「立場」に適した投資をすること

投資を始めたいと考える人は、自分の置かれた環境にも注意が必要です。

本業が忙しすぎる人は、投資には向かないからです。

投資を始める前に、自分の人生観やライフスタイルをよく考えて、それに見合った、どんな投資があるのかを、十分な時間をかけて研究しておくことが大事だからです。

株式・ETF・投信・債券・クラウドファンディング・FX・不動産など、いろいろな投資があります。自分に合わない投資は、研究もおざなりになるのでNGでしょう。

「卵を1つの籠に盛るな」という有名な格言もあります。全財産を1つの投資に集中させたり、借金で1つの投資に賭けるというのも、投資をギャンブルに近づけてしまいます。

昔、中国から東南アジアに散っていった華僑の人たちは、無一文から中華料理の屋台を出して金を稼ぎ、やがて投資のタネ銭を稼いでから、「財産三分法」に従って、「ゴールド(もしくは現金)・株式・不動産」などの3つに分けて投資して財を築いたといわれます。

十分なタネ銭を蓄えたのちに、余裕資金で投資に乗り出さないと失敗に近づくことになるわけです。

投資の王道は、既述の通り「長期・分散・積立」を忘れないことです。これが最もリスクを小さくさせるからなのです。

「72の法則」と「100の法則」を念頭に置こう

「72の法則」と「100の法則」も覚えておきましょう。複利の場合と単利の場合で、元本が2倍になる年数がわかるからです。

投資利回り3%なら、「72÷3=24」なので、複利で元本が2倍になるのに24年かかります。5%なら「72÷5≒14」なので、約14年です。7%なら「72÷7≒10」で約10年、10%なら「72÷10≒7」で約7年です。「72の法則」を使えば、複利での利回りに応じて、何年で元本が2倍になるのかがわかります。

また、単利で元本が2倍になる利回りを求める場合には、「100の法則」を覚えておくとよいでしょう。7%の利回りなら、「100÷7≒14」なので、約14年かかります。

元本が2倍になるのに、同じ7%の利回りでも、複利なら10年ですが、単利では14年と、4年もの大きな差が開くことがわかります。

たとえば、投資利回り7%の不動産を3,000万円で購入し、賃貸した場合、「100÷7≒14」なので、14年で3,000万円の投資元本が取り戻せるという計算になります。

今の普通預金金利は、0.001%です。複利の「72の法則」に当てはめると「72÷0.001=72,000」です。普通預金に入れた元本が2倍になるのに、7万2,000年もかかるということになります。

投資の研究と実践がいかに重要なものであるかがわかります。

Next: 借金して投資は悪手。レバレッジを効かせすぎると「失敗」に近づく

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