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米国株見通し:下げ渋りか、経済指標を嫌気も自律反発に期待

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(14時00分現在)

S&P500先物      4,552.00(+19.2)
ナスダック100先物  15,129.70(+81.9)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調。NYダウ先物は130ドル高。アジア株高の波及も見込まれ、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


19日の主要3指数は大幅続落。ナスダックは軟調地合いを強めたほか、4日連続でマイナスのダウは終盤に下げ幅を拡大し339ドル安の35028ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑が広がるなか、足元で発表された小売売上高やNY連銀製造業景気指数の想定外に低調な内容となり利上げの影響が意識された。長期金利の一段の上昇は抑制されたが、高水準のためハイテク関連への売りが続く。


本日は下げ渋りか。今晩発表の新規失業保険申請件数は前回から改善の見通し。ただ、フィラデルフィア連銀製造業景況指数はNY連銀の指数同様、製造業の弱さが鮮明になる可能性もある。半面、中国人民銀行による政策金利の引き下げを受けアジア株は切り返し、米国株への影響が注目される。また、21日に予定されるウクライナ情勢に関する米ロ外相会談などを見極めようと、売り一巡後は様子見に。金利高一服で買戻しも期待される。


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