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NYの視点:FOMC3月の利上げ準備、利上げにかなりの余地とパウエルFRB議長

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米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り政策金利の据え置きを決定した。声明では利上げが間もなく適切になると言及。同時に、経済の軌道はパンデミック次第、経済見通しリスクは存続するとしたほか、新型コロナの急増が経済に影響するなど慎重な姿勢を維持する中立的な内容となった。

しかし、パウエル議長は会見でオミクロン変異株による最近の消費や製造業の停滞も速やかに回復するとの考えを示し、高インフレを定着させないために手段を利用するとした。

経済や労働市場は非常に強く、雇用を損ねず利上げのかなりの余地があるとタカ派姿勢を強調。市場への伝達も機能していると市場の金利予想も適切との考えを示唆した。

利上げ軌道において、通常はPCEを上回る水準にFF金利を引き上げる。このため、経済が許せばかなりの引き上げが必要となる。

米金利先物市場は3月の利上げを100%織り込んだほか、4回目の利上げはFOMC前の12月から11月に前倒し。5回目の利上げも織り込み始めた。

バイデン大統領は先週の会見で、エネルギー価格の上昇に歯止めがかからず高インフレへの対処において、インフレ制御をFRBに任せるとしており、議長は物価抑制の重責を担う。

■パウエルFRB議長会見
〇金融政策
「3月の利上げの可能性も」
「各FOMCでの利上げの可能性も除外しない」
「利上げのペースなど、まだ、明確な軌道は決定していない」
「雇用を損なわずに利上げするかなりの余地」
「FRBは高インフレの定着を防ぐため手段を利用する」
「指標や見通しを基準にする」
「利上げのペースなど、具体的な決定はしていない」

〇経済
「非常に強い」

〇労働市場
「労働市場はかなり強い」
「労働市場は顕著な回復、需要は歴史的に強い」

〇インフレ
「インフレはFRBの目標2%を大幅に上回る」
「インフレは年内に鈍化を予想」
「インフレリスクは依然上向き」

〇バランスシート
「バランスシートの具体的な重要点はまだ、協議していない」
「バランスシートを巡る計画は適切な時期に供給」
「バランスシートの縮小はおそらく、前回よりも速やかなペースで行われる可能性」
「バランスシート縮小は利上げ後に開始へ」


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