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個別銘柄戦略:ファナックやトヨタ自などに注目

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26日の米国市場ではNYダウが129.64ドル安の34168.09と下げたが、ナスダック総合指数はほぼ横ばいの2.82pt高の13542.12。シカゴ日経225先物は大阪日中比90円安の26920円。27日早朝の為替は1ドル=114.60-70円(昨日午後3時は113.90円)。本日の東京市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米10年物国債利回り上昇を受けて三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、第一生命HD<8750>など大手金融株の値上がりが予想される。昨日業績予想を上方修正したファナック<6954>には見直し買いが入りそうだ。また、国内工場の稼働停止延長は重しとなるものの、昨日比較で1円近く進んだ円安・ドル高を追い風にトヨタ自<7203>やデンソー<6902>などには押し目買いが入る可能性があろう。反面、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米長期金利の先高観測が一段と強まったことで、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>など高PER銘柄はさえない値動きを強いられよう。
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