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NY株式:米国株式市場は反発、ハイテクに買い戻し

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ダウ平均は564.69ドル高の34,725.47ドル、ナスダック417.79ポイント高の13,770.57で取引を終了した。

ウクライナ情勢や連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げを警戒した売りで寄り付き後下落。その後、注目となっていた10-12月期雇用コスト指数が予想を下回る伸びにとどまったため金利が低下し、ハイテクが買われ上昇に転じた。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器やソフトウエアサービスが上昇した一方、エネルギーが下落。

クレジットカード会社のビザ(V)は決算で、予想を上回る収益を発表し上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で売上高、純利益ともに過去最高を記録する結果を発表し、大幅高。株取引アプリを手掛けるロビンフッド(HOOD)は四半期決算が予想を下回る冴えない内容となったものの、商品開発への大規模投資を発表し上昇。一方、重機メーカーのキャタピラー(CAT)は第4四半期決算の内容が予想を上回ったものの、コストの上昇が響き営業利益率の縮小が嫌気され、下落した。また、石油会社のシェブロン(CVX)は四半期決算で原油価格の上昇が寄与し4四半期連続の黒字を計上したものの調整後の1株当たり利益が予想を下回り、下落。

投資家の恐怖心理を示すVIX指数は30割れとなった。

(Horiko Capital Management LLC)

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