誰もが抱える「お金」と「生活」への不安。でも、心理学の知見を応用すれば、簡単に消し去れます。あなたが今抱えている悩みを解消する方法をご紹介していきましょう。『神岡真司の人生逆転の心理術』)
※本記事は有料メルマガ『神岡真司の人生逆転の心理術』2022年5月30日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
ビジネス心理研究家。日本心理パワー研究所主宰。法人対象のモチベーショントレーニング、組織活性コンサルティング、心のパワーアップセミナーなどで活躍。著書に『思い通りに人をあやつる 101の心理テクニック』(フォレスト出版)、『苦手な相手に勝つ実践切り返し術』、『必ず黙らせる「クレーム」切り返し術』(日本文芸社)、『効きすぎて中毒になる 最強の心理学』(すばる舎)など多数。
悩み1:お金持ちになるにはどうしたらよいのでしょうか?
誰もが「お金の心配」から逃れたいと望みます。
「貧乏」からの脱却は、多くの人の夢ですが、この悩みから逃れてお金持ちになるためには、どんな心理効果を味方につけるべきでしょうか。
答えは、まず第一に「収入>支出」という状態を積極的に作り出すことが必須でしょう。
そこから、投資のタネ銭を生み出し、年率4~5%のリターンで殖やしていくことが、資産ゼロから富裕層を目指す道になります。
「72の法則(72÷利回り=2倍になる年数)」に当てはめるならば、100万円のタネ銭が、利回り4%なら、18年で2倍の200万円になり、利回り5%なら約14年で200万円になります。
継続的にタネ銭を増やし続けていけば、雪だるまを転がす要領で、千万円単位で資産を築いていくことも可能になります。
不動産投資でレバレッジ(借入で投資額そのものを大きくする)を効かせ、投資リターンを大きくする手法も考えられるでしょう。
不動産投資は「時間を味方」にすることで資産形成を図る投資法で、ミドルリスク・ミドルリターンの投資といえます。
しっかり勉強して臨めば、15や20年といった長期スパンで資産を殖やせます。
節約して投資のタネ銭を作る方法
いずれにしても、最初は節約して、投資のタネ銭を作らなければ始まらないのです。
収入をまるまる浪費しているだけでは、労働収入が尽きた段階で無一文になって困窮してしまいます。
タネ銭を作るための節約では、固定費(家賃・生活費)を圧縮し、生活全体をコンパクトにすることや、収入の75%しかないと思って、25%を貯蓄に回す「4分の1節約法」(日本林業の父・本多静六博士の貯蓄法)などが参考になるでしょう。
あれも買いたい、これも買いたい──というのは、「欲望消費」の依存症です。
消費は、生活必需品に限定し、それ以外の消費は「ゴミを買う行為」と軽蔑することで、「欲望消費から脱却」することが大事なのです。ぜひ、やってみてほしい生活習慣といえるのです。