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「お金がない」「不幸せ」は4つの悩みが原因。幸せなお金持ちになる5つのテクニック=神岡真司

悩み2:「引き寄せの法則」を実現させるための心得とは?

「引き寄せの法則」というのが、かつてブームを呼んで久しいものがあります。大宇宙の真理であり、ハッピーライフを築くための、なくてはならない習慣術とされて、さまざまな本が出版されてよく売れていました。

心で願ったことが実現してしまう──というのが「引き寄せの法則」のミソですが、そんな魔法のようなことが、本当に起こるのでしょうか。いろいろな本に触れてみると、次のようなことが記されています。

※成功者は、自分の成功した姿を正しくイメージしたからこそ、成功者になれた。
※お金持ちは、お金持ちになった姿を正しくイメージしたからこそ、お金持ちになれた。
※最高の伴侶と出会えた人は、その存在を正しくイメージしたからこそ、そういう人と出会えた。

「引き寄せの法則」を説いた本を読むと、こうしたことが沢山記されています。

きっと、こうした話を信じていない人は、「ほんまかいな、アホらしい!」などと一笑に付すだけとなるでしょう。

心理学的にはあり得る「引き寄せの法則」

しかし、心理学的に考えると、あながち否定できない要素が「引き寄せの法則」には、いろいろまぶされているように窺えます。

たとえば、一番大きな要素は、アファメーション(宣言)効果でしょう。

「言霊(ことだま)効果」といってもよいでしょう。

潜在意識そのものに、イメージを鮮明に刷り込み、定着させる作用だからです。人は、潜在意識によって操られるからです。

「引き寄せの法則」の本には、「お金持ちになりたい」とただ漠然と祈っているだけでは、「引き寄せの法則」は発揮されないと記されています。

なぜなら、「お金持ちになりたい」と願ったのでは、「今が貧乏」ということが強調されて、潜在意識に沈み込むため、逆効果とされているからです。

「お金がどんどん入ってくる」というアファメーションと「お金持ちになった自分」をイメージすることが大事というわけです。

心からその実現を信じ、「毎日が楽しい、お金持ちになる途中だ。ありがとう」といったアファメーションを唱えることが大事とされているのです。

なるほど、「どうせ、俺なんか、一生貧乏のままだ…」などと愚痴をこぼしていると、潜在意識にそのイメージが永遠に刻まれてしまいかねないでしょう。

チャンスを逃しかねないのです。常にハッピーな気分でそれを信じ、アファメーションを続けていると、確かによい影響が及んでくるともいえるでしょう。

けっして、ネガティブに疑ったりしないことが、「引き寄せ」に効果があるコツ──といえるのかもしれません。

悩み3:「あの人は頭がいい」といわれる人生にするには?

頭がいい──というのは学歴がよい──というのとは違います。

世渡り上手──といったことが重要なファクターといえるからです。

東大法学部を卒業しても、転落したり、底辺人生を送る人は少なくありません。これでは、頭のいい人とは言えないでしょう。

アタマが悪い人──といわれるのは、「自己効力感」が低い人というのが心理学的知見では定説です。

人は、何かの課題を前にした時に、「こうすればこうなるだろう」といった、大まかな「結果予期」をするものです。

しかし、そう思っても、「自分がそれを成し遂げられる」と確実に思えなければ、行動には踏み切れません。

Next: 「自分が成し遂げられる」と実感するための「自己効力感」の高め方

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