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【市場反応】米ISM製造業景況指数20年6月来で最低、受注は50割れ、建設支出も予想外のマイナス、リスクオフ

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供給管理協会(ISM)が発表したISM製造業景況指数の6月分は53.0と、5月56.1から低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年6月来で最低となった。重要項目である新規受注は2020年5月来初めて、50を割り込み、活動の縮小を示した。雇用も47.3と2カ月連続の50割れで2020年8月来で最低。

米5月建設支出は前月比-0.1%と、予想外に昨年9月来のマイナスに落ち込んだ。4月分は+0.8%と+0.2%から上方修正された。

景気後退懸念が強まり、米国債相場は続伸。10年債利回りは2.80%まで低下した。ドル売りも加速し、ドル・円は再び135円を割り込み134円91銭まで下落。同時に、欧州債利回りの低下でユーロ売りも継続、ユーロ・ドルは1.0420ドルから1.0372ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・5月建設支出:前月比-0.1%(予想:+0.4%、4月:+0.8%←+0.2%)
・米・6月ISM製造業景況指数:53.0(予想:54.5、5月:56.1)

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