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冨士ダイス Research Memo(4):2022年3月期はコロナ禍から持ち直し18.4%増収、経常利益4倍に(2)

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■冨士ダイス<6167>の業績動向

3. 顧客産業分類別状況
2022年3月期の単体ベースでの主要産業分類別売上動向でもすべて増加となっている。なかでも最大仕向け先である輸送用機械向けは自動車生産の回復から前期比12.4%増の2,810百万円(上期計画比600百万円増)となった。車載電池用金型の販売増加が寄与したが、コロナ禍前の2020年3月期との比較では83%の水準にとどまっている。鉄鋼関連は同13.9%増収の2,630百万円(同200百万円減)で、2020年3月期との比較では88%の水準。生産・業務用機械向けは前期比21.7%増と高い伸び率で1,740百万円(同250百万円増)となるもコロナ禍前の81%の水準にとどまっている。一方、電機・電子部品向けは半導体需要拡大に伴い、関連する金型・金型素材向けが伸長、全体で同27.8%増の1,700百万円(同50百万円減)となり2019年3月期を上回り過去最高を記録。金型・工具向け素材も海外向けなどが好調で同19.9%増の2,470百万円(同70百万円増)と、2期前比でも8.3%増となっている。

4. 財務状況と経営指標は健全性が高い
同社は創業以来、黒字経営を継続、高い自己資本比率を維持している。手元資金も潤沢であり、収益環境が厳しいなかでも借入がほとんどない無借金に近く、ネットキャッシュ残高が高位に維持されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)



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