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クルーバー—1Q売上高は25.28億円、進捗は売上・利益とも計画通りに推移

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クルーバー<7134>は12日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が25.28億円、営業利益が1.36億円、経常利益が1.44億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.92億円となった。2022年3月期第1四半期は四半期連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率は記載していない。

子会社アップガレージは、前期に引き続き移動手段として公共交通機関から自家用車へのシフト、新車販売減少による保有年数の長期化を背景として、パーツやタイヤ・ホイールの買替需要が高まり、店舗及びEC売上が伸捗した。直営店舗は、DXによる買取業務の効率化や取付サービスの強化等によって利益率の改善を進めた。加えて、新たにアップガレージラボラトリーという自社内でのホイール加工・修理を行う取り組みを開始した。これにより従来はリユース商品として扱うことができずに処分していたキズや劣化したホイールをリユース商品として再利用できるため、SDGsの観点からも有用な取り組みとなる。また、2022年3月スタートの中古自転車の買取・販売を行う新業態「アップガレージ サイクルズ」は、中古自転車関連の買取依頼や問い合わせが着実に増加した。さらに女性や子ども連れの顧客にも多く利用され、新たな顧客層の開拓も順調に進んだ。これらの施策により、直営店舗における既存店売上高は前年同期比1.3%増となった。フランチャイズ関連も、新規出店及びフランチャイズ店舗の増収によるロイヤリティ、EC手数料、その他付帯収入が順調に増加した。この結果、リユース業態(直営店舗運営、フランチャイズシステムの運営、ECサイト運営)による収入は15.77億円となった。当第1四半期末時点の直営店及びフランチャイズ店の業態別の合計店舗数は、214店舗となっている。なお、直営店及びフランチャイズ店の拠点数の合計は163拠点となっている。

子会社ネクサスジャパンは、タイヤメーカーの値上げや半導体不足の影響によるカーナビ等の受注減といった懸念があったが、「ネクスリンク」(受発注プラットフォーム)においては中古車市場の好調に伴う既存取引先の受注増加等により好調に推移した。また、「タイヤ流通センター」も、加盟店の増加により堅調に推移した。この結果、流通卸売業態による収入は9.46億円となった。当第1四半期末時点の「タイヤ流通センター」ブランドの直営店及びフランチャイズ店の加盟店合計は171店舗となっている。





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