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【市場反応】米8月中古住宅販売成約指数、3カ月連続で減少、ドル反落

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米8月中古住宅販売成約指数は前月比‐2.0%と、3カ月連続のマイナスで予想も下回った。供給不足が続いていることや価格の上昇で住宅需要が低迷。

事前に発表された8月卸売在庫速報値は前月比+1.3%と、7月+0.6%から伸び縮小予想に反し拡大した。小売り在庫は前月比+1.4%と、やはり7月+1.1%から伸び鈍化予想に反し拡大。
また、米8月前渡し商品貿易収支は−873億ドル。赤字幅は7月902億ドルから予想以上に縮小し、昨年6月来で最低となった。

低調な住宅指標を受け、米国債相場は続伸。米10年債利回りは3.81%まで低下した。ドル売りが優勢となり、ドル・円は144円70銭付近から144円25銭まで下落。ユーロ・ドルは0.9560ドルから0.9637ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.0600ドルから1.0700ドルまで上昇。


【経済指標】
・米・8月卸売在庫速報値:前月比+1.3%(予想:+0.4%、7月:+0.6%)
・米・8月前渡し商品貿易収支:−873億ドル(予想:−890億ドル、7月:−902億ドル)
・米・8月中古住宅販売成約指数:前月比‐2.0%(予想:-1.5%、7月:-0.6%←-1.0%)

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