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ユニクロ、カルビーほか身近な企業が大化け。3社に1社は5年で株価が倍も。投資初心者がチャンスをつかむための大原則とは=Team xoxo

証券会社に初めて口座を作った投資初心者が迎える最初の壁は銘柄選びでしょう。日本の株式市場では3社に1社は5年で株価が倍になるチャンスがあります。そんな銘柄をつかむために、株式投資の初心者が守るべき原則についてお話します。(『 元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報 元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報 』)

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※本記事は有料メルマガ『 元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報 元外資系レジェンズ Team xoxo あなたに寄り添う投資情報 』2022年9月18日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め 今月分すべて無料のお試し購読 今月分すべて無料のお試し購読 をどうぞ。

プロフィール:Team xoxo
元外資系金融機関出身3人で結成した『あなたに寄り添う』をテーマに金融リテラシー向上で人生を楽しむお手伝いを目標にするチームです。

かえるさん:証券歴27年だがTeam xoxo代表兼癒し担当。サラリーマン生活のそのほとんどが欧米外資系証券だが実は大手日系証券会社出身。地方個人営業から外資系証券でのマネジメント業務までありとあらゆる証券業務を日本とロンドンで経験。趣味は食とクルマ。

ロン:証券業界歴37年でTeam xoxoの精神的支柱兼ご意見番。セールストレーダーとして外資系証券の第一線で活躍。スモールキャップアナリストがキャリアスタート。それゆえに銘柄発掘と企業分析が得意。趣味はスキー、ランニング、登山とベイスターズ。

JB:業界歴20年以上でTeam xoxo唯一のバイサイド出身。日系・外資系資産運用会社におけるグローバル株式ファンドマネジャー経験。現在は軸足の半分を海外に置き、個人投資家や中小企業支援。保守的取引と積極取引のバランス感覚に定評。

株式投資で成功するためには

証券会社に口座を開設した。NISAの口座も作った。最初にぶつかる大きな壁が「どんな銘柄を買ったらいいの?」上場会社は3,500社もある。街には投資指南の本が山積みで、様々な銘柄を紹介している。

ツイッターには情報が溢れている。おすすめの銘柄の選び方や相場に向き合う方法を具体例を交えながら数回に分けて紹介して行こう。第1回目は、身の回り情報で投資することの大切さと、絶対やってはダメなことだ。

ウォーレン・バフェットような資産形成を目指そう

株式投資を始めるなら、ウォーレン・バフェットというカリスマ投資家の名前をだけは覚えておこう。投資で8兆円を超える資産を作り、世界トップクラスの資産家だ。もとから大金持ちだったわけではない。子供の頃からコーラ売りや新聞売りでお金を貯め、株式投資で巨大な資産を形成した。とくに増やしたのは50歳以降だ。まだまだ私たちにも可能性がある。

バフェットの投資手法は、割安株を大きく下げている時に買い、長期で保有するといった単純なスタイル。長期投資の複利効果で加速的に増やした。誰にでもマネが可能だ。決して判らない株は買わないことをポリシーにしており、保有株は食品のクラフトハインツ、コカコーラ、IBMなど、誰でも知っている株ばかりだ。最近はアップル株を大量に買っている。決して特別な情報で資産を増やしたわけではない。

10倍株をつかむのは難しくない。身の回りの変化に投資する

銘柄選択の基本は、バフェットと同じ。自分で判っている株を買うこと。裏の取れないような怪しい情報に乗らないことだ。たとえばサラリーマンなら、自分の会社の属する業界動向には誰よりも詳しいだろう。ファッションが好きなら何が流行っているか知っているだろう。主婦だったらスーパーで売れているものが判っているだろう。そういった身の回りで変化しているものに投資するのが基本中の基本だ。

たとえば、カルビー<2229>。「かっぱえびせん」と「ポテトチップス」の老舗だ。この会社の株は、「フルーツグラノーラ(フルグラ)」のヒットで、2011年から15年までで5倍になった。「フルグラ」の健康志向と気軽さが受け、ご飯、パンに次ぐ第3の朝食として新しい市場を開拓、本格的に売れ始めたのは2011年だった。

当時30億円程度だった「フルグラ」の売り上げは、16年には300億円まで拡大した。実際に、朝食としてフルグラを食べていた人やスーパーでフルグラの棚が拡がってきたことを感じていた人は多いだろう。カルビー株は、流行始めた2011年なら、安値は500円、高値でも1,000円以下で買えた。2015年には5,700円の高値をつけており、安値で買えば4年で10倍、高値で買っても5倍以上になった。下記のカルビーの月足チャートを参照にしてほしい。

そんな例はいくらでもある。ユニクロでフリースが大ヒットしたのは1998年。原宿店に行列が出来た。その頃ユニクロを経営しているファーストリテイリング<9983>の株は500円台だった。フリースの記録的ヒットで同社の株は2001年には1万3,000円台をつけ、3年で20倍以上になった。その後、2015年には6万円を超えており、100倍以上だ。

★カルビーの長期チャート

カルビー<2229> 月足(SBI証券提供)

カルビー<2229> 月足(SBI証券提供)

★ファーストリテイリングの長期チャート

ファーストリテイリング<9983> 月足(SBI証券提供)

ファーストリテイリング<9983> 月足(SBI証券提供)

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