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【市場反応】米9月シカゴPMIは予想外の活動縮小、ミシガン大長期インフレ期待は下方修正でドル買い後退

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米9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は58.6と、予想外に速報値59.5から下方修正され4月来の高水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が期待インフレとして注目している同指数の1年期待インフレ率確報値は4.7%と、予想外に速報値4.6%から上方修正された一方で、5-10年期待インフレ率確報値は2.7%と、予想外に速報値2.8%から下方修正された。

事前に発表された米9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は45.7と、8月52.2から予想外に50を下回り活動の縮小に落ち込んだ。

米9月シカゴPMIが予想外の活動縮小域となったほか、長期期待インフレも予想外に下方修正されたため米長期金利が低下。10年債利回りは3.74%から3.68%まで低下した。ドル買いも後退。ドル・円は144円台半ばでのもみ合いが継続。ユーロ・ドルは0.9735ドルの安値から0.9761ドルへ上昇した。ポンド・ドルは1.1025ドルの安値から1.1137ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・9月シカゴ購買部協会景気指数:45.7(予想:51.8、8月:52.2)
・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:58.6(予想:59.5、速報値:59.
5)
・米・9月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.7%(予想4.6%、速報値:4.6%)

・米・9月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.7%(予想2.8%、速報値:2.8%)

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