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NY債券:米長期債相場は続落、11月FOMCで0.75ポイントの追加利上げ観測強まる

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7日の米国長期債相場は続落。米労働省が7日発表した9月雇用統計で非農業部門雇用
者数は前月比+26.3万人で市場予想をやや上回った。失業率は予想に反して3.5%に低下し、平均時給は前年比+5.0%で市場予想と一致したが、上昇率は8月実績の5.2%を下回った。債券利回りは失業率の低下を受けて上昇。次回11月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.75ポイントの追加利上げが決定される可能性が高まった。

CMEのFedWatchによると、7日時点で11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.75-4.00%となる確率は80%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以上となる確率は85%程度。2023年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%以上となる確率は82%程度。10年債利回りは3.819%近辺まで低下した後、3.906%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて3.881%近辺で推移。

イールドカーブは、ややスティープニング気配。2年−10年は-42.20bp近辺、2−30年は-46.10bp近辺で引けた。2年債利回りは4.31%(前日比:+6bp)、10年債利回りは3.88%(前日比+6bp)、30年債利回りは、3.84%(前日比:+6bp)で取引を終えた。

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