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NY株式:NYダウは1ドル高、長期金利低下が下支え

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米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.58ドル高の33597.92ドル、ナスダックは56.33ポイント安の10958.55で取引を終了した。景気後退懸念がくすぶり、寄り付き後、下落。需要鈍化懸念を背景とした携帯端末のアップル(AAPL)の下落がけん引したハイテクセクターの売りが上値を抑制した。ただ、利上げ観測が緩和し、長期金利の低下やドル安が企業収益回復に繋がるとの期待が下支えとなり、終盤にかけダウは小幅高で終了。ナスダック総合指数は終日軟調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇、自動車・自動車部品が下落。


食品会社のキャンベルスープ(CPB)は四半期決算で値上げや供給回復の継続が奏功し、内容が予想を上回ったため上昇した。ホームセンター運営のロウズ(LOW)は年次投資家会合で通年の見通しを再確認し、150億ドル規模の追加自社株買い計画を発表し、上昇。一方で、オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は経営難で、債権団が債務再編を巡り交渉中と報じられ、破綻懸念に売られた。携帯端末のアップル(AAPL)は同社サプライヤーのひとつである村田製作所の社長がスマートフォーン市場の需要の落ち込みを懸念する発言をしたため、需要低迷懸念が浮上し、下落。また、オンライン旅行会社のトリップアドバイザー(TRIP)やエクスペディア(EXP)はアナリストが投資判断を引き下げそれぞれ下落した。


10年債利回りは3.4%と9月来の低水準となった。







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