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豪ドル週間見通し:弱含みか、利上げ停止に向けた姿勢明確化も

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■弱含み、欧米金融不安や原油安などを嫌気

今週の豪ドル・円は弱含み。米地銀2行破綻も当局が預金全額保護を決めたことから金融システムへの不安が緩和し、豪ドル買い・円売りになった。しかし、その後、スイス大手銀行の経営悪化懸念が浮上して不安が再燃し、リスク回避の豪ドル売り・円買いが強まった。欧米諸国の株安や原油先物の下落も嫌気された。取引レンジ:87円36銭-90円20銭。

■弱含みか、利上げ停止に向けた姿勢明確化も

来週の豪ドル・円は弱含みか。2月雇用統計では、失業率が予想以上に低下し、雇用者数も増加に転じ、豪準備銀行(中央銀行)の指摘する「労働市場は極めてひっ迫」という状況が示された。ただ、ロウ総裁は「利上げ停止に適切な地点により近づいた」と言明しており、豪ドルは買いづらくなりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行3月理事会議事要旨

予想レンジ:86円00銭-90円00銭

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