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アンジェス—第2相臨床試験への協力に関する塩野義製薬との契約締結

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アンジェス<4563>は20日、NF-κBデコイオリゴDNAの日本国内における慢性椎間板性腰痛症を対象とした第2相臨床試験について、塩野義製薬<4507>との協力に関する契約を締結することを発表した。

NF-κBデコイオリゴDNAは、NF-κB転写因子に結合して炎症性サイトカイン(細胞から分泌される生理活性物質)の放出を抑制し、過剰な炎症反応や免疫反応に起因する様々な疾患の治療における有効性が期待されている。慢性椎間板性腰痛症に対する治療においては、NF-κBデコイオリゴDNAは過剰な炎症反応や免疫反応を惹起する原因物質の活性化を抑制するため、強い鎮痛効果に加えて、患者のQOLの改善が期待できる。

本契約締結により、塩野義製薬が臨床試験費用の一部を負担する予定。同社と塩野義製薬は第2相臨床試験の結果に基づき、続く第3相臨床試験の実施について協議する。
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