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テックポイント・インク—液晶ディスプレイコントローラー用半導体が中国YF-Tech社のスマートルームミラーに採用

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テックポイント・インク<6697>は22日、同社の車載用液晶ディスプレイコントローラー用半導体TP6815について、中国における自動車の純正アプリケーションのティア1メーカーであるYF-Tech社(本社:中国広東省東莞市)が同国の新興電気自動車メーカーに純正品として供給するスマートルームミラーに採用されたことを発表した。

TP6815は、伝送規格であるHD-TVIおよびSERDESを介してHDビデオを取り込み、LVDSパネルインターフェイスを介してHDビデオを出力し、グラフィカルOSDをHDビデオにオーバーレイできるLCDコントローラ。グラフィックOSD(オンリースクリーンディスプレイ)をサポートしており、利用者はこれを使用してHDビデオに高解像度のグラフィックを重ねることができる。

スマートルームミラーは、電子ミラー(Eミラー)の一種で、自動車車室内ルームミラー(室内後写鏡・リアビューミラー)の鏡面部分に液晶パネルを用いて電子化したもので、自動車の後部に後続車等を撮影するカメラを設置して背面の映像をルームミラーの液晶パネルに投影するミラー。鏡を使うルームミラーでは、車室内の人や荷物によって後部窓の一部または全部が隠されて後方確認が不完全となる場合があるが、後部カメラの映像をスマートルームミラーに投影することにより、障害物のない後方の画像を視認することができ、運転の安全を向上することができる。
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