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サーキュレーション—2Qは2ケタ増収、プロシェアリングコンサルティング・FLEXYサービスともに売上高が堅調に推移

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サーキュレーション<7379>は16日、2023年7月期第2四半期(22年8月-23年1月)決算を発表した。売上高が前年同期比18.0%増の39.80億円、営業利益が同17.9%減の2.80億円、経常利益が同17.7%減の2.80億円、四半期純利益が同19.0%減の1.77億円となった。段階利益の前年同時期比は減少だが、その背景には人材投資が進捗していることが挙げられる。

同社は、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンを掲げ、「プロシェアリング」事業を展開し、順調に業績を伸ばしている。主力の「プロシェアリングコンサルティング」サービスは、法人企業が抱える経営課題を外部プロ人材の力で解決支援するサービスであり、また、「FLEXY(フレキシー)」サービスは、企業のITに関する経営課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)によって解決支援するサービスとなっている。

当第2四半期累計期間は、労働人口減少による人手不足や働き方改革に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から、オープンイノベーションによる経営改革やDXによる業務効率化を推進する企業が増加する等、外部プロ人材活用の需要が堅調に推移した。「プロシェアリングコンサルティング」サービス、「FLEXY」サービスの売上高は、「平均月次プロジェクト件数×平均月次請求単価×6ヶ月」により算出される。当第2四半期累計期間は、過去の緊急事態宣言を経て同社登録のプロ人材による法人顧客へのWeb MTG等を用いたリモート支援が定着しており、平均月次稼働プロジェクト数が1,266件となり、過去最高値に到達した。以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は増収となった。費用については、優秀な人材の採用、社内DX推進、ウェビナー施策を推進するためのマーケティング投資等を行った。

プロシェアリングコンサルティングサービスの売上高は前年同期比13.3%増の21.37億円、FLEXYサービスの売上高は同23.0%増の17.51億円、その他の売上高は同42.7%増の0.91億円となっている。

2023年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比30.9%増の93.00億円、営業利益が同13.3%増の6.00億円、経常利益が同13.5%増の6.00億円、当期純利益が同12.5%増の3.90億円とする期初計画を据え置いている。
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