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NY債券:米長期債相場は強含み、欧州大手銀行の株安を警戒

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24日の米国長期債相場は強含み。銀行セクターのさらなるストレスに対する懸念から、安全資産としての債券の需要が高まった。欧州の大手銀行の株価が下落したことが意識されたようだ。市場参加者の間では、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準は現行の4.75-5.00%に据え置きとなるとの見方が増えている。

CMEのFedWatchツールによると、24日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%(据え置き)となる確率は80%程度。10年債利回りは一時3.280%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて3.376%近辺で推移した。

イールドカーブはまちまちの動き。2年-10年は-38.70bp近辺、2-30年は-11.80bp近辺で引けた。2年債利回りは3.77%(前日比:-6bp)、10年債利回りは3.38%(前日比-5bp)、30年債利回りは、3.64%(前日比:-6bp)で取引を終えた。

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