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【市場反応】米シカゴPMI/3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、ドル軟調

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米3月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は43.8と、2月43.6から低下予想に反し上昇した。

そののち発表された米3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は62.0と、速報値63.4から予想以上に下方修正され、2月の67から低下。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.6%と、速報値3.8%から予想外に下方修正され21年4月来で最低となった。一方で、5-10年期待インフレ率確報値は2.9%と、予想外に速報値2.8%から上方修正された。中長期インフレ期待の上昇はFRBにとり悪い情報となる。

米国債相場は堅調推移を維持。10年債利回りは3.51%まで低下した。ドルも軟調に推移し、ドル・円は133円20銭から132円90銭へじり安推移。ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0902ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:62.0(予想:63.3、速報値:63.4)
・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.6%(予想3.8%、速報値:3.8%)
・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.9%(予想2.8%、速報値:2.8%)
・米・3月シカゴ購買部協会景気指数:43.8(予想:43.0、2月:43.6)

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