ヤマエグループHD＜7130＞ 4月21日、年初来高値更新（持ち株会社としては上場来高値）
同社は、21年10月1日にヤマエ久野が同社とグループ28社を傘下に配置する持ち株会社へ移行。食品を中核に住宅関連商材などを扱う九州トップの卸売り企業である。
22年8月に日本ピザハット・コーポレーションを100％子会社とし、宅配ピザ事業にも進出。24年3月期は日本ピザハットが通年で収益に寄与する。
足元は、柱の食品卸が外食向けに増勢で価格の見直しも収益増に貢献している。スーパーや外食での需要が伸長していることで同社の収益もけん引している。
23年3月期は、売上高が前期比15.2％増の5800億円、営業利益は同52.7％増の105億円、純利益は同2.6％増の69億円と過去最高を更新する見通し。
ヤマエグループHD＜7130＞ 週足（SBI証券提供）
株価は、22年4月安値と8月高値、11月安値を元に弾き出されるN計算値＝2117円に迫る動きとなっており、目先は一時調整（押し目形成）の可能性があると見られる。
23年3月期は年50円配当（22年3月期は40円）で、配当利回りは2.38％。予想PER＝7.18倍、実績PBR＝0.85倍で、足元の株価には割安感がある。 ※2023年4月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
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田嶋智太郎の先読み・深読み！株式マーケット
田嶋智太郎の先読み・深読み！株式マーケット
』（2023年4月21日号）より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
