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NY債券:米長期債相場は反落、5月非農業部門雇用者数は市場予想を上回る

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2日の米国長期債相場は反落。この日発表された5月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を上回ったことから、主に2年債利回りが上昇。10年債利回りも強い動きを見せた。米国株式が上昇したことも意識されたようだ。ただ、失業率は上昇し、平均時給の伸びは鈍化していることから、6月利上げの可能性は低いとの見方は変わっていない。

CMEのFedWatchツールによると、2日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%(据え置き)となる確率は71%程度。0.25ポイントの利上げ確率は29%程度まで上昇。10年債利回りは3.597%近辺まで低下した後、一時3.698%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.691%近辺で推移した。

イールドカーブはフラットニング。2年-10年は-79.90bp近辺、2-30年は-60.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.50%(前日比:+16bp)、10年債利回りは3.69%(前日比+9bp)、30年債利回りは、3.89%(前日比:+8bp)で取引を終えた。

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