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大幸薬品 Research Memo(4):2024年12月期の配当金は未定。利益計上次第では復配が期待できる

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■株主還元

大幸薬品<4574>は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。2016年3月期から2020年12月期の配当の推移を見ると、5年連続で増配し、配当性向で23.0%から28.0%と、好調な業績を背景に手厚い株主還元を行ってきた。一転して2021年12月期は無配に転じ、2023年12月期まで3期連続で赤字決算となったため、中間配当及び期末配当は無配となった。2024年12月期の配当金は現時点では未定であるが、業績の回復次第で配当を復活させたい考えを表明している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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