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NY外為:ユーロ・ドル、重要な節目200DMAでの攻防

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NY外為市場でユーロ売りは一服も、上値が重い。欧州中央銀行(ECB)の6月の利下げを織り込むユーロ売りが上値を抑制した。ユーロ・ドルは欧州で一時1.0808ドルまで下落し、1日来の安値を更新後、1.0824ドルへ反発も依然重要な節目200DMAの1.0839ドルを若干下回る。ユーロ・円は163円80銭から163円49銭まで下落し、19日来の円安・ユーロ高となった。ユーロ・ポンドは0.8596ポンドから0.8578ポンドまで下落した。

関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はユーロ圏首脳会議において、「物価の低下が続く」と言及したと報じられ、6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。また、ドイツ連銀のナーゲル総裁もおそらく夏季休暇前に利下げを実施する可能性が一段と強まったと述べた。ただ、4月より6月の利下げの可能性が強いとの見方。その後、ホルツマン・オーストリア中銀総裁も「6月公表の新情報、利下げに扉を開く可能性がある」と6月利下げを示唆した。

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