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3月28日のNY為替概況

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28日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円15銭へ下落後、151円42銭まで上昇し、引けた。

岸田首相の介入も辞さない発言を受け日本当局の円安是正介入警戒感を受けた円買いや3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値のインフレ期待が予想外に低下したため長期金利の低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、良好な雇用や国内総生産(GDP)確定値が予想を上回る良好な指標を受けてFRBの利下げが先送りされるとの根強い観測に連れ再び金利が上昇しドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0818ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、163円14銭へ下落後、163円58銭まで上昇。日本当局の円安是正介入警戒感などがくすぶり円は堅調に推移した。

ポンド・ドルは1.2611ドルから1.2654ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.9058フランから0.9000フランまで下落した。

[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.2万件、前回:21.2万件←21.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:181.9万人(予想:181.5万人、前回:179.5万人←180.7万人)
・米・10-12月期GDP確定値:前期比年率+3.4%(予想:+3.2%、改定値:+3.2%)
・米・10-12月期個人消費確定値:前期比年率+3.3%(予想:+3.0%、改定値:+3.0%)
・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:79.4(予想:76.5、速報値:76.5)
・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:3.1%、速報値:3.0%)
・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.8%(予想:2.9%、速報値:2.9%)
・米・2月中古住宅販売成約指数:前月比+1.6%(予想:+1.5%、1月:-4.7%←-4.9%)
・米・3月カンザスシティ連銀製造業活動:-7(予想―4、2月―4)

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