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NYの視点:米消費の過熱は鎮静化の兆しもいまだ成長過程を維持=米3月ISM非製造業景況指数

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米3月ISM非製造業景況指数は51.4と、2月52.6から上昇予想に反して悪化し年初来で最低となった。重要項目である新規受注は54.4と、年初来で最低。米雇用統計の発表を控え注目の同指数の雇用は48.5と48.0から上昇も2カ月連続で活動の縮小となる50を割り込んだ。また、仕入れ価格も53.4と、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年3月来で最低となった。サービスインフレの低下はFRBにとり朗報となる。パウエル議長も最近の強いデータがインフレが上昇傾向に転じたとは考えておらず、引き続き年内の利下げを想定していることを示唆。

ただ、指数は23年1月以降15カ月連続で50を上回り活動の拡大基調は継続している。

■米3月ISM非製造業景況指数:51.4(2月52.6)
仕入れ価格:53.4(58.6)
雇用:48.5(48.0)
新規受注:54.4(56.1)

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