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米国株見通し:下げ渋りか、主力企業の業績回復に期待

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(13時30分現在)

S&P500先物      5,092.75(-11.25)
ナスダック100先物  17,839.25(-37.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は80ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ

15日の主要3指数は続落。序盤のプラスを維持できず、ダウは248ドル安の37735ドルと6日連続の下落を記録した。ゴールドマン・サックスの好業績が金融の一部の買戻しを誘発し、堅調スタート。ただ、この日発表された強い小売売上高は引き締め的な金融政策を後押しする材料に。それを受けた金利高で主力ハイテクへ株への幅広い売りが相場を圧迫した。また、中東情勢の混迷による警戒感は根強く、買いは抑制された。

本日は下げ渋りか。引き続き経済指標が材料視され、鉱工業生産が予想通り改善すれば利下げ時期の後ずれを見込んだ売りが先行。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ほか当局者のタカ派的な見解で金利高に振れ、軟調地合いが続く可能性も。半面、国内経済の回復は鮮明で、消費などへの買いが期待される。一方、モルガン・スタンレーやジョンソン・エンド・ジョンソンなど主力企業が好業績なら買戻しが指数を支えるだろう。

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