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今日の為替市場ポイント:日銀金融政策の現状維持予想でドルは底堅い動きとなる可能性

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25日のドル・円は、東京市場では155円20銭から155円74銭まで上昇。欧米市場では155円33銭まで売られた後、155円75銭まで上昇し、155円64銭で取引終了。本日26日のドル・円は156円を挟んだ水準で推移か。日銀金融政策は現状維持が見込まれており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

米商務省が4月25日発表した2024年1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+1.6%にとどまったが、米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安として注目するコア個人消費支出(PCE)指数は3.7%上昇し、前期の伸び(+2.0%)を上回った。インフレ緩和の思惑は後退し、米国債利回りの上昇につながった。米国の利下げ開始時期は9月以降となる可能性が高いとみられており、このことはドル相場を下支えすることになる。なお、本日開催の日本銀行金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まる見込み。円安進行が各方面で問題視されているが、物価動向に与える影響などを含めて日銀の見解が注目される。

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