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日経155円高続伸、中国指標改善と円安背景に先物主導で持ち直し(6/8)=山本伸一

日経平均株価は続伸。前場の水準探りから、中国経済指標の改善、円安推移とともに後場から先物主導で持ち直してきました。5日、25日、75日の各移動平均線を上回り、ローソク足は下ヒゲ陽線となっています。(『プロの視点。今、乗るべき銘柄が見えてくる。』山本伸一)

日経平均株価終値は、155.47円高の16,830.92円

日経平均は155円高 売り圧力こなし切り返すと続伸着地

昨晩の米国市場は高安まちまち。エネルギー関連が強含んだものの、利上げ観測めぐり売り買いが交錯しています。

ダウ平均株価は、前営業日比17.95ドル高の17,938.28ドル。ナスダック総合指数は6.96ポイント安の4,691.75ポイントで取引を終えました。

為替相場では、株式同様にドル円も売り買いが交錯。東京時間帯早朝では1ドル107円台前半、1ユーロ121円台後半の水準で取引されています。

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東京株式市場では、外部要因の変化に乏しいなか、売り買い交錯。日経平均株価始値は16722円の小幅続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価の前営業日終値近辺で膠着感を強める動き。買い続かず軟化してマイナス圏に沈みました。

ただ、前引け後に中国経済指標の改善、円安推移とともに先物主導で持ち直すと、後場寄りから買い優勢。日経平均株価は切り返し、前場高値を上抜くと上げ幅を広げています。

日経平均株価終値は、155.47円高の16,830.92円。東証1部の売買代金は概算で1兆8207億円。東証1部の売買高は概算で16億6613万株。値上がり銘柄は1248(63%)に対し値下がりは557(28%)、変わらずは151(7%)となりました。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

後場から市場心理改善もイベント警戒感 個別視点が無難か

外部要因に目立った変化のないなか、売り買い交錯後に後場から買い気を強めた本日の株式相場ですが、中核銘柄の上昇とともに需給妙味の強い銘柄も賑わうなど、イベント警戒のなか物色も短期志向を強めてきています。

日経平均株価は続伸。前場の水準探りから、中国経済指標の改善、円安推移とともに後場から先物主導で持ち直してきました。5日、25日、75日の各移動平均線を上回り、ローソク足は下ヒゲ陽線となっています。

前営業日には日経平均株価がちょうど6日調整分を埋め、25日、75日の各移動平均線に乗り直してきたものの、上値抵抗となっている5日移動平均線に沿って上値の重さが見られていたと思います。

金曜日にSQ算出があり、来週には日米の金融政策イベントも控えてイベント対応が求められるなか、当欄でも「まだまだ打診売買を軸にイベント通過、相場方向性を確認する局面」とも指摘していました。

外部要因の変化も乏しく、本日前場でも上値の重さが見られていましたが、前述したように午後から外部要因が改善に向かうと、買い気を強める流れに。それでもまだイベント対応が求められる局面と見て良いでしょう。

金曜日のSQ算出に向けて、明日の日経平均株価もオプション行使価格レベルとの位置関係が意識されそう。高値算出から調整した先月の例もあるだけに、今週もSQ値との位置関係も注目されるところ。

残るイベント警戒が重しとなるなか、物色傾向では材料株やバイオ関連のテーマ株など需給妙味の強い銘柄への資金シフトも継続。本日後場寄り配信の「スポット銘柄」も後場でストップ高まで上昇しており、やはりイベント続くなかでは個別視点で取り組む局面と判断して良いでしょう。

Next: 中核銘柄が指数押し上げ 新興軽量級、バイオに短期資金集中

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