こだわり2:起床時間を変えない
休暇になると、寝る時間が遅くなったり、遅く起きたりと、「遅寝・遅起き」になる人が多いと思います。休みになると、できるだけ睡眠を貪りたいですよね。
でも、富裕層が同じようにゆっくりと睡眠を楽しむかというと、実は違います。ほとんどの人が、睡眠のスタイルはいつもと変えません。特に、起きる時間を変える人はあまりいないようです(ただし、寝る時間がいつもより早くなる人はいます)。
では、なぜ起きる時間を変えないのか。それは、起きる時間が遅くなると生活のリズムが崩れ、睡眠不足のような状態になり、良い休暇を過ごせなくなることを極端に嫌うからです。また、そのリズムが崩れた状態のままで休暇が明けて、生産性が下がった状態で仕事に戻ることが大嫌いなようです。
休暇の正式な定義は「労働義務のある日に労働を免除される」です。つまり、義務の免除を受けた後にリフレッシュして生産性が上がるのが当然なのに、まさか生産性が下がるなど「もってのほか&ありえない」ということです。
こだわり3:食事はすべて予約が取れる店
さて、睡眠のリズムは変えない。でも、起きている時間を目一杯楽しむとなると、時間のムダを省かなければなりません。そうでないと、心地よい休暇にはなりません。
ということで、富裕層は、休暇中の2つの大きな時間のムダ「渋滞と行列」を徹底的に省きます。今回は渋滞の話はナシですが、外食の際の行列との戦い方をお伝えします。
富裕層の行列の回避策はすごく単純です。
- 予約可能なお店にしか行かない
- 休暇中は常に2食先をイメージする
んっ? (1)は簡単ですが、(2)は少しわかりづらいかもしれません。2食先を考えるイメージは、次のような感じです。朝食中にディナー考え、ランチの最中には翌日の朝食、ディナーの時は翌日のランチの計画を練る。富裕層ってどれだけ食いしん坊かっ!と思うかもしれませんが、実はこれは合理的な方法なのです。
例えば、ランチのときを想像してみましょう。ランチを食べ始めたときは、ディナーは予約済みの状態です。ということで「今晩どうする?」という会話にはならず、バタバタしません。一方、ランチの時は、今朝食べた記憶や満足度がまだ鮮明なので、明日への朝食への野望やアイデアに満ち溢れていますよね。だからこそ、素敵な朝食をチョイスできます。
このようにバタバタせず、しかも素敵な食事を先回りしてチョイスできるゴールデン・ローテーションを取り入れているのです。
『STAGE』最高の休暇を過ごす富裕層の3つのこだわり より
※記事タイトル・本文見出しはMONEY VOICE編集部による
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