たいていの株が下がる権利落ち日、今日はどうなる?
本日は3月期決算銘柄の権利落ち日です。日経平均株価の配当権利落ち分は110円程度であり、本日1日でどの程度配当落ち分を埋められるかどうか注目となります。
ちなみに、昨年の場合は1日で配当落ち分を埋め、日経平均株価は145円高。実質的には250円近い大幅高となっています。
ところで、株式マーケットに接していますと、特有の言い回しや表現に直面する機会が多いかと思います。特にビギナーの方にとりましては、分かりにくいことも多々あるかと思います。例えば、次のような言い回しです。
【反発】……相場が下げているところで、一旦、値を上げること
【反落】……相場が上げているところで、一旦、値を下げること
【見送り】……相場見通しの判断がつかず、商いを手控えること
【堅調】……株価の動きが徐々に高くなること
【地合い】……市場の人気のこと
【強含み】……相場が前日の終値と比較して若干高めとなること
【弱含み】……相場の動きが何となく弱々しいこと、(少し値を下げた状態で推移している時に用います)
【続伸】……前日に続いて相場が上昇すること
【様子見】……相場がどちらに動くか判断がつかず商いを見送る様
【もみ合い】……売り買いが交錯して一定幅での変動を繰り返し、なかなか上下に離れられない状態
【ジリ高】……傾向として徐々に高くなる状態
【ジリ安】……傾向として徐々に安くなる状態
等々です。普段あやふやになっているこうした言葉(言い回し)の意味を再確認することにより、一層株式マーケットへの理解と親しみが深まります。慣れればさほど難しいものではありませんので、この機会に是非覚えて頂ければと思います。