今回のまとめ
ジョージ・ソロスの言葉「市場は常に間違っている」は、次の2つの原則に集約されます。
<金融市場の2大原則>
第1の原則
「市場価格は、その根本にあるファンダメンタルズを常に歪めるものである」
第2の原則
「金融市場は根底にある現実を反映するだけの受け身の存在ではなく、積極的な役割をも果たしている」
この2つの原則は、本稿で解説した「再帰性理論」から導かれたものです。
株価はランダムに動いているわけでも、ファンダメンタルズを完璧に反映しているわけでもありません。効率的市場仮説が間違っていて、社会的事象に再帰性があるからこそ、逆に私たちにもチャンスがあると言えます。
さて、次回のメルマガでは「ジョージ・ソロス発案の再帰的な株価モデル」を、過去に発生したリーマン・ショックや、日経平均株価の大暴落、中国株の大暴落などに当てはめてみて、本当に一致するのかどうかを検証していきます。ぜひ次回もご期待願います!
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2016年11月20日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~
[無料 週刊]
■電子書籍『バフェット流投資入門(全292頁)』をメルマガ読者全員に無料プレゼント中♪世界一の投資家ウォーレン・バフェットの投資哲学、人生論、さらに経済や会計の知識が、このメルマガ一本で「あっ」と驚くほど簡単に習得できます!!著者はバフェット投資法を実践して、6000万円の資産を築き、さらにヒッソリと殖やし続けています。(ブログよりも濃い内容でお届け☆彡)●バフェットの投資法を小学生でもわかる例え話で学べます。●複利マジックで経済的自由の達成を目指します。●日本経済の現状から取るべき投資戦略がわかります。