「一部の人に独占保有されている」ビットコイン真のリスク
ビットコインが一部の人に独占保有されていることを示した記事と「円グラフ」を紹介します。
記事のタイトルは「記事の中の図を見ればわかるように、ビットコインの保有は一部の投資家に集中している」。つまり流動性が低く、その大口保有者が売却すると買い手が出て来ない可能性があることを示唆しています。
ビットコイン保有状況(2017年9月12日時点)

出典:howmuch.net
上記の円グラフは、貧富の格差を示しています。グラフを2つのグループに分けて見ていきましょう。
まずは、小口投資家のグループからです。
色分け:保有者人口(保有率)
紺色:0.00088%(17.49%)
濃青色:0.01%(20.47%)
青色:0.1%(21.90%)
水色:0.94%(28.02%)
薄い水色:3.06%(7.92%)
黒色:0.00000748%(0.73%)
その他:96.53%(4.11089%)
全保有者人口の96.53%(貧困層、小口投資家)が保有しているのは、ビットコイン全体の4.11089%のみなのです。繰り返します。保有者の96%強が少しづつ投資をしており、その合計量はたったの4%だけです。
次は、大口投資家のグループです。
色分け:保有者人口(保有率)
赤色:9.41%(2.84%)
濃桃色:19.61%(0.53%)
桃色:24.94%(0.09%)
見えない:41.93%(0.01%)
その他:3.47%(95.89%)
全保有者人口の3.47%(富裕層、大口投資家)がビットコイン全体の95.89%を保有しています。繰り返します。保有者全体のたった4%弱にあたる富裕層の合計保有量は、何と96%近くに達しているのです。
もし、この4%が一斉に売り逃げたら、どうなるか?