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トランプの議会演説「程度」で今のNYダウが暴落することはない=ゆきママ

今週のホットイベント解説~トランプ議会演説前後のダウの値動きに注目!

NYダウは1897年1月以来、30年ぶりに11営業日連続の最高値更新と、米国株だけはトランプ・ラリーの再開としても過言ではない値動きを見せています。

そして、この値動きの裏にはなんといっても大型減税期待があるわけで、28日の議会演説で具体的な言及がないのであれば、一旦は利益確定に動くといった指摘は多数あります。

しかしながら、先週、ムニューチン氏はこの大型減税について目処が立つのは8月頃としており、効果が表れるのは2018年後半としていましたから、これだけで利食い材料としては十分な気がします。ですが、それでもなおダウの上昇は続いています。

なぜこのような動きを続けているのか。はっきりと特定することは難しいですが、緩和政策による異常な金あまり状態や世界的に景気が停滞する中で「米国だけ強い」という一強状態で投資マネーが集中していること、また、ムニューチン氏も言及していたように異常な低金利状態が長期間続くといった見通しも、米国株の下値を堅くしているのではないかと思います。

ですので、これらの見通しに大きな変化がなければ、ダウは引き続き上値を追うのではないかと考えています。つまり、今後注目すべきなのは、FRBによるバランスシートの縮小や米国経済そのものに疑義が生じること、あるいはFRBが利上げペースを加速させて年3回以上の利上げを行うことになった場合などです。

というわけで、28日の議会演説前後の値動きには注目すべきではありますが、今のところは過度にダウが下がるというシナリオは描いていません。すでにバブルではないかという話も数多くありますが、今年一年ぐらいは続きそうな雰囲気ですので、まずはそのつもりで見ておいた方が良いかもしれません。

わかりやすい値動きが続きそう

トランプの議会演説は気になりますが、相場状況が一変するとまではとても思えず、このままわかりやすい値動きが続くのではないかと考えています。

懸念材料としては、新債券王として名高い米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラックCEOが「世界的にリスクオフの動きが強まって、米10年債利回りが2.25%を割り込む可能性が高い」と指摘していることです。

日本は日銀の政策によって10年債利回りが0%程度に緩くペッグ(安定)されていますが、市場の国債買いが強まれば日銀は買い控えるだけなので、よほどのことがない限りは日米金利差が縮小することになります。ですので、教科書通りに考えればドル円はさらに下押されることになります。

底抜けシナリオをメインに据える必要はないと思いますが、今週は特に米長期金利の動向に注目しつつ、慎重にトレードしていきたいところでしょう。
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※本記事は有料メルマガ『お値段以上!?ゆきママの「週刊為替予測レポート」』2017年2月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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お値段以上!?ゆきママの「週刊為替予測レポート」』(2017年2月26日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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