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「史上最長の景気回復」で日経平均株価と家計消費はどこまで伸びる?=山崎和邦

「史上最長」景気回復6年目を迎える

景気は回復局面に入ってから満5年、拡大期に入ろうとしている。「いざなぎ景気(旧経企庁命名)」(1965年~70年)の57ヶ月よりも、また、「いざなみ景気(俗称)」(郵政改革相場の前後)よりも長く、回復期から5年を経て拡大期に向かうことになる。

しかし、その勢いはまったく違う。いざなぎ景気の頃は、GDPは7~10%伸びた。今は年率2%だと言って市場は喜んでいる。この勢いが当時とまったく違う。ただ、労働総数が増えたため、国内全体で見た場合の名目雇用者報酬は四半期続けて前期を上回ってきた。これが消費者心理を改善し、「節約々々」から「消費」へ向かえば、脱デフレへの見込みがまんざらないことでもない。

ただし、伊藤元重元東大教授(現学習院大学教授)は、「社会保険料の負担増を考えると家計の可処分所得は増えていない」と言っている(12月13日付「日経新聞」より)。この人は何かあるとどこへでも口出しするし、顔も出す。解説は的確だが、彼には洞察というものがない(と筆者には見える)。

【図5】

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【図6】

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【図7】2017年相場も残すところ2週間、日経平均の年足は6連続「陽線」となろう

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世界のGDP成長率(次週に詳細述べます)

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日経平均VI大幅低下

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FRBに利上げの悩み

欧州のポピュリズム化の流れを止めたマクロンだが.

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Uさんよりの「12/10号の(7)のトリプルA格の8~10%のクーポン率でのところもう少し説明いただけませんか?満期まで持つということでしょうか?」について


※本記事は有料メルマガ『山崎和邦 週報 「投機の流儀 (罫線・資料付)」*相場を読み解く』2017年12月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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山崎和邦 週報「投機の流儀(罫線・資料付)」』(2017年12月17日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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