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美人コスプレイヤー大集合!中国のオタクイベントで好きなキャラやコスプレ費用を聞いてみました

地下鉄内、スマホで日本アニメ鑑賞は常識!アニメがキッカケで日本留学も――上海オタク事情

大勢のコスプレイヤーさんに声をかけ、カメラの電池が切れるまで撮影を試みた今回、いかがでしたか?

コスプレイヤーの皆さんは、大学生や二十代前半の社会人の方が多かったです。どうやら勉強一筋の高校時代を終えて大学に入学した後に、今までアニメを見ていた側から、キャラクターを演じる世界に飛び込んでいるような印象です。

コスプレイヤーさんを撮影するカメラ小僧たちのプロ並みのカメラ機材にも驚愕。本格的な機材を準備してお目当てのコスプレイヤーを激写!たくさんのライトに照らされて撮影されると、コスプレイヤーさん側も嬉しいでしょうね。

カメラとコスプレ、組み合わせは非常にニッチかもしれませんが、こういった中国オタク層の人たちは、自分の趣味のためなら惜しみなくお金を出費するように見えます。

コスプレ以外でも、中国人の若者が我先にとコミックを求め、アニメグッズを買い漁り、スマフォであれこれ撮影している姿が印象的でした。

年2回の限定イベントということで、ココぞとばかりに購入しているのでしょうが、彼らの購買力の強さをあらためて肌で感じた次第です。

また、上海のイベントとはいえ、中国作品の占める割合はさほど高くなく、やはり日本作品のキャラクターやグッズが人気を集めていました。中国人の若者の多くが、日本のアニメやマンガを受け入れて楽しんでいます。

以前、40代の中国人から「聖闘士星矢を見て育った」と聞いたことがありますし、別の30代の中国人は、子どもの頃にスラムダンクを見てバスケットボールを始めたと言っていました。中国におけるバスケブームの火付け役も日本作品だったんですよ。

日本語を話せる中国人の若者の中には、こういったアニメやマンガがキッカケで日本に興味を持ち、日本語の勉強を始めたり、日本に留学したという人がたくさんいて、サブカルチャーが日本を知る最初の門口になっています。

最近は、通勤・通学の地下鉄内でも、スマフォで日本のアニメを楽しむ中国人をよく見かけるようになりました。アニメ・マンガ分野では中国発の作品はまだまだ少なく、キャラクター設定やストーリー構成など日本作品のクオリティが圧倒的という評価のようです。

いっぽうゲームに関しては、欧米や中国、韓国のメーカーが人気。中国ではここ数年、高速ネット環境の整備が急速に進んでおり、オンラインゲームを楽しむ若者が急増していますが、日本人としては、日本のメーカーにも頑張ってほしいですね。

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路地ウラウォッチャー – ジンダオ

38歳・長崎市生まれ。中国上海に中国語ゼロで渡航して早11年目。語学留学を経て、語学学校の立ち上げ、中国横断3ヶ月バックパックなどドップリ中国にハマる生活。趣味は中華食べ歩きと中華アンティーク収集。訪中当初から中国人に間違えられるアジアンテイストな顔つきのお陰で、中国人に紛れ込むのはお手の物。

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