fbpx

上昇局面の日経平均は、節目の攻防を抜けるか?~株式ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ニューヨーク・ダウ 高値でのもち合い

180807pentagon_nydow

先週のレポートでは、ADラインに注目した。上値の節目の水準で且つ上値抵抗線でもあるADラインを超えることが出来るのか否かがポイントになったからだ。実際には、ADラインを超えることが出来ずに、ADラインの真下でのもち合いが続いている。
次の注目日は8月8日前後である。

A点水準:約25,500ドル
B点水準:約23,700ドル
C点水準:約24,800ドル

今週のポイントは、節目を越えていくことが出来るのか、それとも上値を抑えられてしまうのかということである。

<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。上値抵抗線であるADラインを終値として超えることが出来るのか否かがポイントになるからだ。超えることが出来れば、26,000ドル台が見えてくる。逆に、超えられないと上値の重たい展開に移行する可能性が出てくる。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。下値のメドとしては25,000ドル前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の25,550ドルを終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、25,200ドルを終値で割り込むことである。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。下値支持線CDラインが控えている。また、ADラインから下放れることなく、ADラインに沿って推移しているからである。

<第2シナリオ>
上値が重たくなる可能性はある。上値抵抗線ADラインが存在している。B点が位置する時間帯より下落に転じている。そして、C点が位置する時間帯が変化日になる可能性があるからだ。

Next: ナスダック 再び高値を狙うか~米国市場分析

1 2 3
いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー