いくら投資に回したらいいのですか?
続いてよく聞かれる質問、その2
「いくら投資に回したらいいのですか?」
金額は、そのご家庭によって違います。
預貯金が0円の人は、もちろん投資できません。逆に金融資産が預貯金だけの人は最低限でも1割は、投資に回した方がいいのです。
預貯金は、物価の上昇よりも金利が低いですから資産が目減りしていってしまいます。
私は目安として、生活費の6ヶ月分を預貯金で準備できていれば後はすべて投資しても良いと、お話しています。
もちろん、投資先の配分も考えてくださいね。
積立投資信託のように、長期積立することでコツコツ少しずつ増えていく投資をベースに株式投資なども、その一部割くといいでしょう。
お金が増えると節約も成功する?
貯金が0円の人は、毎月1万円貯蓄できるのでしたら7,000円を預金、3,000円を積立投資信託でも十分です。
積み立てをしながら毎月コツコツ貯めて、生活費の6ヶ月分が貯まったら全額の1万円を積立投資にしてみましょう。
私が節約に成功できたのは投資を家計に取り入れたからです。
預貯金はまったく増えないので、お金をただ寝かしておくよりも、楽しいことにお金を使ってしまっていたのです。
ところが、投資にチャレンジしてからはお金が増えていくのが面白くなり。節約をして、投資にもっとお金を回したいと考えるようになりました。
節約のコツは、毎月の固定費を見直すこと。
特に住宅ローンを見直すと、大きく節約できます。
『教育貧困にならないために』(2018年11月27・29日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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