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分散投資は無知に対するヘッジ!分散か集中か選ぶべき正しいタイミングとは=山田健彦

プロでも厳密には分散投資はしていない

また、理論的には正しくても現実の世の中の動きは異なる、というのは昔から良くあることです。

特に不確かな情報や単なる噂、さまざまな思惑が飛び交う実際の市場では「人々は理性的、合理的判断に基づいて投資行動を行う」という、投資理論を構築するうえでの大前提がそもそも崩れています。

投資信託や生命保険会社、損害保険会社、銀行など機関投資家と言われるプロの投資家は主にコンピュータ・ソフトにより出された「理想的な分散投資の資産配分」をもとに運用していくのですが、時としてソフトはブラジル株が25%、小型株が30%の組み合わせを提案することもあるのだそうです。

理論上、お互いに連動しないものに資産を分散するよう指示するからです。

しかし、たいていのプロの投資家ならブラジル株や小型株の配分をここまで大きくするのは危険だと判断して、同じ種類の証券は一定の割合に抑えるよう、上限を定めています。

プロでも厳密な意味での分散投資はしていないのです。

バフェット氏でさえ46銘柄しか持っていない

投資の神様と言われているバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイでさえ保有銘柄数はたったの46です。しかも保有比率上位の10銘柄のみでポートフォリオ全体の8割を超えます。

明らかにバフェット氏の投資は集中投資です。

Next: 分散投資はどのような投資結果をもたらすのか

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