fbpx

鳥観図を持てばバブルに気づく?マクロの視点を身に付ける大切さがわかる3つの実例=房広治

日本のGDPがアメリカと同じ?

1971年まで1ドル360円で固定されていたのが、1990年ごろの第1次円ピークの時に79円台になったことがあった。その時に、1ドルを79円で計算すると、なんと日本の国民総所得が人口が2倍以上で一人当たりの所得も日本よりも多そうなアメリカを抜いてしまう計算であった。

ジャーナリストでそのようなことをいう人はいなかったが、私の父の友人で、日本の相場師4名の中に選ばれていた金子太郎氏と会ったときには、2人でこの話で盛り上がった。

この時の私の結論は、為替の専門家、学者の言っていることは、どれもあたらない。自分で長期的なトレンド、鳥観図を持たなければならないということであった。

日本の時価総額がアメリカを超えた?

1986年から1989年までを日本のバブルと呼ぶが、1988年ごろには東証上場会社の時価総額の合計がニューヨーク証券取引所上場会社の時価総額を抜いていたのだと思う。NTTの民営化などで、それまで株の売買をしたことが無かった人々が初めて株を手にしたことなどから、マスコミでの報道も多数あり、バブルを助長していった。バブルが終焉すると、利益の合計の少なさから、あれはおかしかったという証券会社のストラテジストやエコノミストという輩が、バブルの最中には、日本は持ち合いがあるから株が高いのだなどと、非論理的なことを平気で言っていたのである。

ということで、これら3つの例から、長期的なトレンドを考える尺度はいくつかあるのだが、それを考えずに、短期的な価格のトレンドだけを見ていると、バブルにも気づかないで終ってしまうのだ。逆に鳥観図を持っていれば、バブル期に長期的な投資行動をとることができ、それは、長期的な成功に結び付くのである。

続きはご購読ください

<有料メルマガ購読ですぐ読める! 3月配信済みバックナンバー>

2019年3月配信分
  • 質問の仕方によって結論が変わる 房広治の「Nothing to lose!」Vol.245(3/6)

いますぐ購読!


※本記事は有料メルマガ『房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」』2019年2月3日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にご購読ください。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込864円)。

2019年2月配信分
  • 正義。正しいことをする信念 房広治の「Nothing to lose!」Vol.244(2/28)
  • ミレンダ・ゲイツさんの見方 房広治の「Nothing to lose!」Vol.243(2/24)
  • リクシル創業者・潮田健次郎 房広治の「Nothing to lose!」Vol.242(2/9)
  • 鳥観図を持てるようになるためのトレーニング? 房広治の「Nothing to lose!」Vol.241(2/3)

2019年2月のバックナンバーを購入する

2019年1月配信分
  • キャッシュレス化・デジタル化の世界 房広治の「Nothing to lose!」Vol.240(1/23)
  • ソフトバンク離れ 房広治の「Nothing to lose!」Vol.239(1/20)
  • クレデイセゾン社長の提言 房広治の「Nothing to lose!」Vol.238(1/4)

2019年1月のバックナンバーを購入する

2018年12月配信分
  • 時事解説賞の受賞を受けて 房広治の「Nothing to lose!」Vol.237(12/30)
  • 中央銀行が考えるキャッシュレス化 房広治の「Nothing to lose!」Vol.236(12/10)
  • 日産、武田、中外のグローバル化・ケーススタディ。 房広治の「Nothing to lose!」Vol.235(12/5)

2018年12月のバックナンバーを購入する

2018年11月配信分
  • 日産・カルロスゴーン(11/29)
  • ブレグジットの混乱は続く(11/19)
  • トランプ大統領のアメリカ(11/10)

2018年11月のバックナンバーを購入する

2018年10月配信分
  • プラシーボ効果(10/20)
  • キャッシュレスな社会(10/12)
  • 最高裁判事選出のドタバタ劇(10/5)

2018年10月のバックナンバーを購入する

2018年9月配信分
  • トニーシュワルツ・Art of Deals(9/21)
  • 初日からミリオンセラー(9/13)
  • EU・イギリスのマネロン対策(9/7)

2018年9月のバックナンバーを購入する

2018年8月配信分
  • トランプ氏弾劾訴追の可能性(8/30)
  • 投資と恋愛が似ている?(8/18)
  • ブレグジット(8/12)

2018年8月のバックナンバーを購入する

2018年7月配信分
  • プーチンとトランプ会談の結果(7/18)
  • メルマガ読者の行動力(7/16)
  • ミャンマー・ロヒンジャ問題(7/5)

2018年7月のバックナンバーを購入する

【関連】Tポイントが消える?ファミマからヤフーまでもがそっぽを向き始めたワケ=岩田昭男

【関連】トランプ退陣の日は野党次第。コーエン証言「トランプは詐欺師」と動かぬ証拠がトドメを刺す=江守哲

【関連】なぜ政府は全国民にマイナンバーカードを持たせたいのか?2021年、健康保険証と一体化へ

房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」』(2019年2月3日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

有料メルマガ好評配信中

房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」

[月額880円(税込)/月 不定期]
世界の金融市場・投資業界で活躍する日本人投資家、房広治による、ブログには書けないお金儲けの話や資本市場に通用するビジネスマン・社長のあるべき姿などを、余すことなく書きます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらTwitterでMONEY VOICEをフォロー