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新元号は安倍総理の「安」が入る? NHKまで使って大っぴらに宣伝工作へ

安倍晋三氏が新元号に「安」の字を入れるのではないか。新元号の発表まで1か月を切り、その不安と懸念は日を追う毎に大きくなり、NHKが大っぴらに宣伝工作を行っている。(『世に倦む日日』)

※本記事は有料メルマガ『世に倦む日日』2019年3月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

恣意的な新元号への対抗策はある。野党は国会で質疑討論を

既成事実が固められている

安倍晋三氏が新元号に「安」の字を入れるのではないか。新元号の発表まで1か月を切り、その不安と懸念は日を追う毎に大きくなり、われわれを憂鬱な気分にさせている。

3月1日のNHKニュース7では、水族館のアシカが毛筆をくわえて「安久」の2文字を書く場面が映されていた。新元号に「安」の字が入るという予想は、昨年からネット上に出回り始めていたが、今年に入ってからはNHKが大っぴらに宣伝工作するようになり、既成事実が固められている感を否めない。

そうした政治に対して反安倍側が正面から批判や反発の声を上げる動きがなく、ネタとして笑い話にして素通りする態度で終わっていて、そのことがさらに気分を暗澹とさせている。おそらく、多くの者は、まさかそこまでの悪い冗談はやらないだろうという感覚で見ているのに違いない。

思い出さないといけないのは、2013年5月5日に東京ドームで行われた国民栄誉賞の授与式で、始球式に登場した安倍晋三氏が背番号96のユニフォームを見せびらかした場面であり、あの蛮行と同じ政治が進行している事態に気づく必要がある。国民を愚弄する露骨な演出を誰も止められなかった。

ほぼ同じ時期、「731」の機番の空自の戦闘機に乗って、得意げに親指を突き上げたポーズの写真を撮らせ、マスコミに撒かせて中国と韓国を挑発した事件もあった。

新元号に「安」の字を入れるという悪ノリは、常識では考えられない狂態だが、安倍晋三氏の神経では、やれるならやってみたい独裁者の欲望であり、肥大した自己顕示欲と支配欲を満足させる暴挙である。

中国の皇帝のような、北朝鮮の金正恩のような暴慢な行動だ。私物化という言葉では軽すぎる、アジア的専制支配者の欲望の吐き散らしと押しつけであり、手が付けられない暴君のエゴの発散で、近代政治の言葉では言い当てる表現が見つからない狂態に辟易とさせられる。

元号は東洋では前漢の武帝の時代に初めて用いられ、皇帝が時間を支配するという意味がある。その思想史的事実については、われわれも知っているし、安倍晋三氏もよく知っていて、意味を承知した上で強行の構えを見せているのであり、したがって、単なる悪ノリや悪ふざけで見逃すことはできない。

本当に制定されたら、ずっと「安」の字の使用を強制され、安倍晋三氏に時間を支配され、日本の歴史から「安」の元号の時代を消せなくなる。悪夢そのものではないか。

ツイッターでの気になる反応

この問題に関して気になったのは、内田樹氏のツイッターでの奇妙な反応だ。

こう言っている。「僕は元号擁護論者ですけれど、新元号に『安』が入っていたら、死ぬまで二度と元号を使いません」。

このコメントには首を傾げる。果たして、自分が使わなければそれでいいという消極的な対応でいいのだろうか。元号に安倍晋三氏の「安」を入れたり、安倍晋三氏が(日本会議的な動機と目的で)恣意的に文字を決定することを阻止するような言論や運動を興さなくてよいのだろうか。決まってから反対するという姿勢や方策でよいのか

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