北ミサイル実験は韓国標的
韓国は、先の北朝鮮による短距離ミサイル実験が、韓国領土を狙っていたことに驚愕しています。
韓国国防省は従来、「主敵」として北朝鮮軍を上げてきました。ところが、昨年の南北会談を機に、韓国は北朝鮮への警戒心が緩んでおり、北朝鮮軍を主敵の位置から外したのです。
そこへ、北朝鮮の短距離ミサイル実験がありました。北朝鮮は、依然として韓国を「敵扱い」であることが判明しました。
韓国国防省は、大統領府の言いなりになっているのです。国防の専門家でもない秘書官が、素朴で時代遅れの「親中朝・反日米」路線を振りかざして、国防省を指揮しているのです。
国防も外交も国運に関わる重大使命を帯びています。その命綱が、何らの専門知識も経験もない素人集団が動かしている。何とも危険極まりないのが韓国の現実です。
日本政府も韓国を重要視しなくなってきた
日本は、こういう危険な韓国と隣り合わせになっています。
安倍首相は、日本の安全保障における韓国の役割を大きく低下させました。昨年12月、従来の米国に次ぐ2位の重要性を持っていた韓国が、5位へと後退させました。現在は、1位米国で変わらず。2位豪州、3位インド、4位ASEAN(東南アジア諸国連合)、そして、5位韓国です。日本にとって、韓国の位置はここまで下がりました。
もはや、「他人行儀」の国に過ぎないのです。
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『勝又壽良の経済時評』(2019年5月9日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。