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【テクニカル】日経平均は火・水どちらかマイナス引けで2勝10敗の底値圏に

1/29日銀金融政策決定会合はどうなる?黒田総裁の気になる発言

日銀の黒田総裁は、景気の情勢について報告を受ける支店長会議で、新興国経済の減速などが景気や物価に及ぼす影響を点検したうえで必要な場合には追加の金融緩和も辞さない考えを改めて示しました。

上記材料で、日経平均は戻しましたが、これは正月明けの祝賀会の際のテレビインタビューでも黒田総裁は同じようなコメントを残していましたので新鮮味は感じませんでした。

ただ115円とか円高が進むようなら1月29日の会合で追加金融緩和の可能性はあるとみています。

19日(火)は、11時00分発表予定の「中国10-12月期GDP」に注目です。市場予想は+6.9%(前年同期比)となっています。

市場予想を下回った場合、下ブレもありますので、気になる方は10時~11時ごろまでには決済を終えて様子を見るのが賢明でしょう。

18日(月)は15日(金)に急落した新興銘柄の人気株に押し目買いが入りましたが、この流れが続くかどうかはわかりません。

また東証主力株は昨年秋(9月頃)の安値を割り込んだ銘柄が多いのでこれらも一段安には注意が必要です。

日経平均の17000円割れは底なのか、それとも一段安か。今週も難しい相場になりそうです。すでに200日線は右肩下がり。15日終値での日経平均の1株利益は1195円(PER14.18)と円高の影響なのか減少中です。

ここから買いか、売りか、迷う場面ですが、大きく売られた後のボラティリティの高いときは短期銘柄のチャンスです。

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THE相場観!』(2016年1月18日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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2025年に日本では団塊の世代の年齢層がほぼすべて75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護、年金などの社会保障費が急増して財政危機の引き金になりかねないと危惧されています。また年金を管理運用しているGPIFが2016年6月に発表した運用報告では、国内株式の評価損が響き、約マイナス5兆円を計上したことでマスコミが騒ぎました。ただこれも株式運用ではなく、債券やそのままキャッシュで運用していたら20年後には200兆円の年金はなくなるのです。将来にいろんな不安を抱えながらの株式投資になりますが、自分の年金くらいは株式運用で増やしていきましょう。それが私がメルマガを通じてお伝えしたい主旨です。

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