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今日の為替市場ポイント:東京市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み

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10日のドル・円は東京市場では109円46銭から109円60銭まで上昇。欧米市場でドルは109円69銭まで買われた後に109円44銭まで下落し、109円50銭で取引終了。


本日13日のドル・円は109円台で推移か。東京市場は休場となるため、ドル・円など主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。


10日発表の12月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比+14.5万人にとどまり、雇用の伸びは市場予想の+16万人を下回った。11月分は+26.6万人から+25.6万人へ下方修正された。失業率は3.5%と、市場予想と一致したが、平均時給は前月比+0.1%、前年比+2.9%と、伸び率は市場予想を下回った。12月の雇用統計発表後に米長期金利は低下している。

12月の雇用統計は米雇用市場の拡大が続いていることを示すデータであり、特に悪い数字ではないとの見方は少なくないようだが、平均時給の上昇率が鈍化していることを考慮すると、インフレ加速の可能性は大幅に低下したとみられる。他のインフレ関連指標の内容を点検する必要はあるものの、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を長期間据え置く可能性が高まっている。

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