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「檸檬堂」品薄で一時出荷休止。コカコーラ社、グループ初のアルコール飲料で快進撃

コカ・コーラボトラーズジャパン(CCBJI)が16日、昨年年10月より全国で発売している缶酎ハイ「檸檬堂」の出荷を一時取りやめることを発表した。販売数が想定を上回り、生産が追いつかないため「十分な在庫を確保できる体制を整え、1月最終週の出荷再開を目指す」としている。日本経済新聞 TBS NEWS などが伝えた。

「檸檬堂」はアルコール度数3%の「はちみつレモン」、5%の「定番レモン」、7%の「塩レモン」、9%の「鬼レモン」と、アルコール度数別に4品で展開されている。飲料業界で大きなシェアを持つコカ・コーラグループが初めて手掛けるアルコール飲料として、発売前から注目されていた。

18年5月に全国に先駆け九州で発売。その後19年10月に全国で発売されたが、日本経済新聞 によると、19年11〜12月の「定番レモン(500ml)」の売り上げは缶酎ハイ部門で首位に、「鬼レモン」も5位にランクインしたという(※小売店の販売データを集計する日経POSでの数値)。生産拠点は埼玉県の自社工場と山口県の飲料メーカーへの委託の2拠点だが、店頭で品薄状態になるなど、消費に追いついていない状況だ。

檸檬堂一時販売中止のニュースを受けて、SNSには「一時的でも出荷休止なんて悲しい」と檸檬堂ロスを嘆く声や、再販を心待ちにする声が数多く投稿されている。同時に埼玉と山口の製造所で同一商品でも味に違いがあることがTwitterで話題になっており、再販後「飲み比べ」ニーズが高まることも予想される。

Next: もはや別商品?製造所で異なる「檸檬堂」味の違い

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