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日経VI概況:上昇、新型コロナウイルスによる感染拡大が市場心理を冷やす

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は23日、前日比+1.32pt(上昇率9.25%)の15.58ptと上昇した。なお、高値は15.73pt、安値14.80pt。本日の東京市場は、中国での新型コロナウイルスによる感染拡大の懸念が相場全体の重しとなった。中国・武漢市が感染拡大阻止の対策を発表したが、春節休暇入りを前に今後の更なる拡大も懸念され、市場全体のセンチメントを悪化させた。為替も1ドル=109円台半ばまでの円高に振れ、主要企業の業績改善期待もある中、押し目買いは限定的だった。こうしたリスクオフムードの背景から、日経225先物は下落し、日経VIは15.00pt台まで上昇する展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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