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マザーズ先物概況:小反発、新型肺炎によるセンチメントの悪化は続くも、下げは一服

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28日のマザーズ先物は前日比3.0pt高の841.0ptとなった。なお、高値841.0pt、安値は829.0pt、取引高は2466枚。本日のマザーズ先物は、中国発の新型肺炎の拡大に伴う世界経済減速懸念が引き続き全体の重しとなりながらも、昨日からの下落率が大きかったことや、この先の行く末を見極めたいとする思惑から結局小反発となった。前日の米国市場では、上述した新型肺炎による背景から主要3指数は揃って1%強下落した。こうした世界的なリスクオフムードから東京市場でも、日経平均が昨日に引き続き200円以上下げての寄り付きとなった。このような外部環境の不安定さから、個人投資家心理も上向かず、マザーズ先物は直前のナイトセッションの終値からほぼ変わらない低位圏からスタートした。ただ、その後は、この先の新型肺炎の動向やこれから始まる主要企業の決算内容を見極めたいとする思惑もあり、ドル円の円高基調が一服するに伴い、日経平均などは下げ渋り、次第に個人投資家センチメントも改善していった。これに伴い、マザーズ市場でも個別に物色されるところが散見されるようになり、大引けにかけてはプラスに転じる展開となった。指数寄与度の高いところでは、マネーフォワード<3994>、UUUM<3990>が上昇した一方、弁護士ドットコム<6027>、Sansan<4443>、メルカリ<4385>などは下落した。
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