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日経平均は266円高でスタート、武田薬やパナソニックが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23351.47;+266.88
TOPIX;1701.79;+17.55

[寄り付き概況]

 5日の日経平均は前日比266.88円高の23351.47円と大幅に続伸で取引を開始した。4日の米国市場では、NYダウが400ドルを超える大幅な上昇となっている。昨日に続いて中国政府が市場への大規模な資金供給を行い、新型コロナウイルスによるグローバル経済に対する警戒感が和らいだ。また、アイオワ州での民主党予備選挙でシステム障害により投票結果発表が遅延する混乱を受けて、トランプ大統領再選の可能性が強まったとの見方も広がり、ハイテク株を中心に大幅上昇となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の23365円。円相場は1ドル109円40銭台で推移している。この流れから本日の日経平均は200円を超える上げ幅での続伸スタートとなった。米国市場の流れが、ハイテク株への支援材料にもなっている。

 業種別では、電気機器、海運業、機械、医薬品、非鉄金属、サービス業、保険業などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、武田薬<4502>、パナソニック<6752>、太陽誘電<6976>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>などがプラスで推移。一方、NTTデータ<9613>の下落が目立つほか、花王<4452>、レーザーテック<6920>などがさえない動きとなっている。
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